【他院修正】海外で挿入した鼻シリコンの感染 20代女性【症例No29Y0000291】
術前評価 | 海外で挿入したシリコンが感染し、炎症を起こした方 |
---|---|
通常必要とされる治療内容 | 鼻 シリコンプロテーゼ抜去術 |
治療方法 | 局所麻酔を行い、感染原因となったシリコンプロテーゼを抜去します。 |
料金 | 110,000円(税込) |
治療のリスク | 1週間程の腫れ、内出血が出た場合には1-2週間で落ち着きます。 |
施術担当 | 山中 佑次院長 |
- 担当医師及び施術者からのコメント
- 海外でお鼻のシリコンインプラントを挿入し、暫くしてから鼻根部から鼻尖部にかけての腫脹・発赤・疼痛が出現しましたが様子を見ておられました。しかし鼻根部に発赤を伴う腫脹が強くなってきたため来院されました。インプラント感染を考え抜去およびデブリードマン、洗浄を提案しましたが、「どうしても抜きたくない」とのことでした。そのため1週間抗生剤で経過観察を行いましたが、改善を認めず抜去術を行いました。 鼻腔内よりアプローチし切開をしたところ、膿汁の排出を認め、インプラントは容易に抜去できましたが、鼻根部は感染性の不良肉芽で充填されており除去処理を行いました。術後暫く発赤は続きましたが最終的に、腫脹および発赤は改善しました。 軽度のインプラント感染は抗生剤で改善することもありますが、この患者様くらいの感染になると抜去術が必要になってきます。インプラント感染自体非常に稀であるものの、感染兆候があるときはすぐに治療を行うことをオススメします。
この症例の詳細について