症例case

入れ墨(刺青・タトゥ)除去の症例の症例写真・術後の経過について

入れ墨(刺青・タトゥ)除去の症例の症例一覧

【入れ墨除去 単純切除術+アブレージョン】腰部のタトゥー切除 20代男性【症例No.29Y0000865】

  • 【入れ墨除去 単純切除術+アブレージョン】腰部のタトゥー切除 20代男性【症例No.29Y0000865】

担当医師及び施術者からのコメント
腰部から臀部にかけての比較的大きめのtatooでしたが、多くの範囲が単純縫合で縫い閉じることができそうで、残った部分は比較的皮膚の暑い部分であったためアブレーションで除去し保存的に上皮化を待つ、ハイブリッド治療をご提案させていただきました。術後1年3か月の写真では単純縫合の傷跡は1本の線になっていますが、アブレーション部分は火傷のあとの様な傷になっています。これらの治療方法は植皮と異なり、強い安静や日常生活制限は控えめですので、デスクワーク程度のお仕事でも施術が可能です。できるだけ生活制限をかけたくない場合に選択できる方法です。非常に良い術式ですが、適応になるかどうかは専門的な判断が必要です。迷われている方は一度専門医にご相談されることをお勧めします。

この症例の詳細について

術前評価 腰部のファッションタトゥーを消したい方
通常必要とされる治療内容 単純切除術+アブレージョン
治療方法 広範囲ではありますが単純縫縮できそうな部分も多くあるため単純縫縮を主たる手術とし、切除不可能な部分についてはアブレーションを併用することでタトゥーの全切除を行いました。約70分の手術時間で、術後はすぐに帰宅してもらえます。
料金 363,000円(税込)
治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹・出血 ●時に起こる事 内出血(1-3週で改善) ●経過中に起こる可能性のある事 肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、ケロイド:経過は肥厚性瘢痕と類似しますが、拡大傾向が10年以上にわたり起こる場合があります。変形(瘢痕拘縮に伴う引きつれや突っ張り) ●希に起こる事 感染・創離開・瘢痕拘縮に伴う可動域制限や運動時痛 ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷、神経損傷(知覚障害・運動障害)、その他予想外の合併症の可能性もあります。 ※傷は必ず残ります。社会生活上の問題となる傷跡を、熱傷や事故などの一般的な醜形瘢痕に置き換える手術です。またすべての色素が取れるわけではなく、残存したものはレーザーや単純縫合などを行う場合もあります。
施術担当 山中 佑次院長
担当医師及び施術者からのコメント
腰部から臀部にかけての比較的大きめのtatooでしたが、多くの範囲が単純縫合で縫い閉じることができそうで、残った部分は比較的皮膚の暑い部分であったためアブレーションで除去し保存的に上皮化を待つ、ハイブリッド治療をご提案させていただきました。術後1年3か月の写真では単純縫合の傷跡は1本の線になっていますが、アブレーション部分は火傷のあとの様な傷になっています。これらの治療方法は植皮と異なり、強い安静や日常生活制限は控えめですので、デスクワーク程度のお仕事でも施術が可能です。できるだけ生活制限をかけたくない場合に選択できる方法です。非常に良い術式ですが、適応になるかどうかは専門的な判断が必要です。迷われている方は一度専門医にご相談されることをお勧めします。

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【刺青除去】左上腕に入れたtatooを除去したい方 30代男性【症例No.29Y0000864】

  • 【刺青除去】左上腕に入れたtatooを除去したい方 30代男性【症例No.29Y0000864】

担当医師及び施術者からのコメント
上腕は比較的皮膚の厚みがそれほど無い部位ですが、小範囲のtatooであったため、アブレージョンでの除去をオススメさせていただきました。術後はそれほど強い安静も必要が無く、仕事の復帰も比較的早くに出来るため働き盛りのこの患者様にとっては良い方法だと思います。施術後は約3週間で上皮化し軟膏などの煩雑な処置は必要なくなりました。術後は予想通り肥厚性瘢痕が生じ、保湿などでの保存的加療をご希望され自宅にて経過観察しておりました。術後2.5年後に来院されましたが肥厚性瘢痕はほとんど成熟し、肩関節の可動域制限なども起こしておらず経過良好な状態で、大変満足して頂けたと思います。アブレージョンの最大のメリットは、広範囲の除去が一度にできるだけでなく、植皮のように他の部位から皮膚を移植する必要が無く、かつ安静が不要である点です。個人差はありますが比較的皮膚の厚い、背部・項部・臀部・上腕などでのみ適応となります。また個人差はありますが、男性は女性より皮膚が厚いため適応範囲は女性よりやや広いことが多いです。術後肥厚性瘢痕が起こりやすいというデメリットはありますが、メリットの方が遙かに大きいため、上記部位で単純縫合が困難なサイズのtatoo除去にはオススメの方法です。

この症例の詳細について

術前評価 左腕に入ったtatoo
通常必要とされる治療内容 アブレーション
治療方法 比較的皮膚の厚みが無い上腕で範囲が狭い場合、色素の入っている表皮~真皮にかけて皮膚表層の削皮(アブレージョン)を行うことで、色素部分を除去します。術後肥厚性瘢痕は高頻度で起こるため創部の管理も継続して行います。
料金 165,000円(税込)
治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹・出血 ●時に起こる事 内出血(1-3週で改善) ●経過中に起こる可能性のある事 肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、ケロイド:経過は肥厚性瘢痕と類似しますが、拡大傾向が10年以上にわたり起こる場合があります。変形(瘢痕拘縮に伴う引きつれや突っ張り) ●希に起こる事 感染・創離開・瘢痕拘縮に伴う可動域制限や運動時痛 ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷、神経損傷(知覚障害・運動障害)、その他予想外の合併症の可能性もあります。 ※傷は必ず残ります。社会生活上の問題となる傷跡を、熱傷や事故などの一般的な醜形瘢痕に置き換える手術です。またすべての色素が取れるわけではなく、残存したものはレーザーや単純縫合などを行う場合もあります。
施術担当 山中 佑次院長
担当医師及び施術者からのコメント
上腕は比較的皮膚の厚みがそれほど無い部位ですが、小範囲のtatooであったため、アブレージョンでの除去をオススメさせていただきました。術後はそれほど強い安静も必要が無く、仕事の復帰も比較的早くに出来るため働き盛りのこの患者様にとっては良い方法だと思います。施術後は約3週間で上皮化し軟膏などの煩雑な処置は必要なくなりました。術後は予想通り肥厚性瘢痕が生じ、保湿などでの保存的加療をご希望され自宅にて経過観察しておりました。術後2.5年後に来院されましたが肥厚性瘢痕はほとんど成熟し、肩関節の可動域制限なども起こしておらず経過良好な状態で、大変満足して頂けたと思います。アブレージョンの最大のメリットは、広範囲の除去が一度にできるだけでなく、植皮のように他の部位から皮膚を移植する必要が無く、かつ安静が不要である点です。個人差はありますが比較的皮膚の厚い、背部・項部・臀部・上腕などでのみ適応となります。また個人差はありますが、男性は女性より皮膚が厚いため適応範囲は女性よりやや広いことが多いです。術後肥厚性瘢痕が起こりやすいというデメリットはありますが、メリットの方が遙かに大きいため、上記部位で単純縫合が困難なサイズのtatoo除去にはオススメの方法です。

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【刺青除去】左胸部に入れたtatooを除去したい方 30代男性【症例No.29Y0000863】

  • 【刺青除去】左胸部に入れたtatooを除去したい方 30代男性【症例No.29Y0000863】

担当医師及び施術者からのコメント
胸部の面で入ったtatooで単純閉創は困難であり、比較的皮膚が薄い場所であるためアブレージョンも困難であったことから、切除および全層植皮術で治療を行いました。右鼠径部(足の付け根部分)より皮膚を採取し、tatoo除去部分に移植し、皮膚を採取した右鼠径部の皮膚欠損は単純閉創しております。術後安静をしっかり保つことで、移植片は完全に生着しております。術後縫合部周囲に肥厚性瘢痕が生じましたが、経過観察しておりました。術後2.5年にご来院頂きましたが、創の硬さや赤みは解消しつつある状態で、日常生活制限が全く無い状態となっています。腕や胸腹部の比較的皮膚の薄い部位のtatoo除去に関しては、小さい範囲は単純縫合が優先されますが閉創出来ない場合は全層植皮を視野に入れて検討されるとよいでしょう。

この症例の詳細について

術前評価 左胸に入ったtatoo
通常必要とされる治療内容 切除+全層植皮
治療方法 局所麻酔下にタトゥーを完全切除し、右鼠径部よりの全層植皮術を施行しました。術後は創部安静が必要になります。
料金 385,000円(税込)
治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹 ●時に起こる事 内出血(1-3週で改善)、血腫 ●経過中に起こる可能性のある事 肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、ケロイド:経過は肥厚性瘢痕と類似しますが、拡大傾向が10年以上にわたり起こる場合があります。  変形(陥没・引きつれ)・創部両端の盛り上がり(dog ear)の可能性(特に採取部位:鼠径部)、強いものは残存します。移植片の萎縮による瘢痕拘縮 ●希に起こる事 感染・皮膚採取部の創離開・縫合糸の残存 移植組織の壊死・脱落(十分な安静が保てない場合、部分脱落や場合によって全脱落する可能性があります) ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷、神経損傷(知覚障害・運動障害)、四肢・指などの切除縫合の場合血流障害を起こす可能性、その他予想外の合併症の可能性もあります。
施術担当 山中 佑次院長
担当医師及び施術者からのコメント
胸部の面で入ったtatooで単純閉創は困難であり、比較的皮膚が薄い場所であるためアブレージョンも困難であったことから、切除および全層植皮術で治療を行いました。右鼠径部(足の付け根部分)より皮膚を採取し、tatoo除去部分に移植し、皮膚を採取した右鼠径部の皮膚欠損は単純閉創しております。術後安静をしっかり保つことで、移植片は完全に生着しております。術後縫合部周囲に肥厚性瘢痕が生じましたが、経過観察しておりました。術後2.5年にご来院頂きましたが、創の硬さや赤みは解消しつつある状態で、日常生活制限が全く無い状態となっています。腕や胸腹部の比較的皮膚の薄い部位のtatoo除去に関しては、小さい範囲は単純縫合が優先されますが閉創出来ない場合は全層植皮を視野に入れて検討されるとよいでしょう。

この症例の詳細について

【刺青除去+傷跡修正】前腕のリストカット痕とtatooを除去したい 30代女性【症例No.29Y0000857】

  • 【刺青除去+傷跡修正】前腕のリストカット痕とtatooを除去したい 30代女性【症例No.29Y0000857】

担当医師及び施術者からのコメント
もともと左前腕にリストカット痕があり、その上にタトゥーを施しカモフラージュしていた方です。他院にてレーザでの治療を複数回受けておられましたが、なかなか改善しないとのことで「一度の施術で何とかしてほしい」とのご要望がありカウンセリングに来院されました。非常に皮膚の薄い場所であり、植皮術などを提案しましたがダウンタイムや予算の兼ね合いもあり困難であるため、特殊な傷跡と瘢痕拘縮が生じる可能性をご了承のうえで炭酸ガスでのアブレーションでの治療をご提案させていただきました。施術後しばらくは赤色瘢痕の時期がありますが、6か月後、1年2か月後の写真の如く、徐々に瘢痕は成熟していきます。最終的にタトゥーだけでなくリストカットの傷跡も目立ちにくくなる形で治癒し 瘢痕拘縮などの機能障害も生じなかったことから大変満足していただけたと思います。

この症例の詳細について

術前評価 前腕のリストカット痕と薄くなったtatoo
通常必要とされる治療内容 アブレージョン
治療方法 ドット上にアブレーション治療を行うこと皮膚欠損面積を最小に抑え、瘢痕拘縮を回避するように炭酸ガスレーザーを照射しました。
料金 198,000円(税込)
治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹・出血 ●時に起こる事 内出血(1-3週で改善)、 ●経過中に起こる可能性のある事 肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、ケロイド:経過は肥厚性瘢痕と類似しますが、拡大傾向が10年以上にわたり起こる場合があります。変形(瘢痕拘縮に伴う引きつれや突っ張り) ●希に起こる事 感染・創離開・縫合糸の残存、部位・大きさにより閉創できない可能性(植皮術や部分離開したまま終了する場合もあります)・拘縮に伴う可動域制限や運動時痛 ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷、神経損傷(知覚障害・運動障害)、その他予想外の合併症の可能性もあります。 ※傷は必ず残ります。社会生活上の問題となる傷跡を、熱傷や事故などの一般的な醜形瘢痕に置き換える手術です。またすべての色素が取れるわけではなく、残存したものはレーザーや単純縫合などを行う場合もあります。
施術担当 山中 佑次院長
担当医師及び施術者からのコメント
もともと左前腕にリストカット痕があり、その上にタトゥーを施しカモフラージュしていた方です。他院にてレーザでの治療を複数回受けておられましたが、なかなか改善しないとのことで「一度の施術で何とかしてほしい」とのご要望がありカウンセリングに来院されました。非常に皮膚の薄い場所であり、植皮術などを提案しましたがダウンタイムや予算の兼ね合いもあり困難であるため、特殊な傷跡と瘢痕拘縮が生じる可能性をご了承のうえで炭酸ガスでのアブレーションでの治療をご提案させていただきました。施術後しばらくは赤色瘢痕の時期がありますが、6か月後、1年2か月後の写真の如く、徐々に瘢痕は成熟していきます。最終的にタトゥーだけでなくリストカットの傷跡も目立ちにくくなる形で治癒し 瘢痕拘縮などの機能障害も生じなかったことから大変満足していただけたと思います。

この症例の詳細について

【入れ墨除去 切除+植皮術】上腕の特徴的な入れ墨を取りたい方 20代男性【症例No.29Y0000850】

  • 【入れ墨除去 切除+植皮術】上腕の特徴的な入れ墨を取りたい方 20代男性【症例No.29Y0000850】

担当医師及び施術者からのコメント
腕の特徴的な入れ墨を気にされ相談に来られました。アブレージョンなども検討したのですが皮膚の薄い方であり、上皮化が得られなかったり、得られたとしても強い瘢痕拘縮が予測されたため切除および全層植皮術をご提案させて頂きました。隙間の正常皮膚を残すことも検討しましたが、幾何学的な正常皮膚が残る方が不自然と考え、一旦全て切除したのち、戻し植皮を行いました。部分的に不足した部分に鼠径部より採取した皮膚を移植することで、継ぎはぎにはなりますが、全体を被覆することが出来きました。術後は圧迫固定を行いつつ経過を見たところ100%生着し良好な結果となりました。 植皮術は術後の安静を要しますが、患者様の患部は比較的安静を保ちやすい部位でもあったため、良い生着率となりました。 傷跡は必ず残りますが、外傷の傷跡に変換させる事ができ、入れ墨があることによる社会的負担や精神的負担からは解消されたと思います。

この症例の詳細について

術前評価 上腕に入れた入れ墨をけしたい方
通常必要とされる治療内容 切除+植皮術
治療方法 局所麻酔下にタトゥーを完全切除し、隙間の皮膚と鼠径部からの皮膚を移植し圧迫固定を行います。
料金 363,000円(税込)
治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹 ●時に起こる事 内出血(1-3週で改善)、血腫 ●経過中に起こる可能性のある事 肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、ケロイド:経過は肥厚性瘢痕と類似しますが、拡大傾向が10年以上にわたり起こる場合があります。移植片の萎縮による瘢痕拘縮(つっぱり) ●希に起こる事 感染・皮膚採取部の創離開・縫合糸の残存 移植組織の壊死・脱落(十分な安静が保てない場合、部分脱落や場合によって全脱落する可能性があります) ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷、神経損傷(知覚障害・運動障害)、四肢・指などの切除縫合の場合血流障害を起こす可能性、その他予想外の合併症の可能性もあります。
施術担当 山中 佑次院長
担当医師及び施術者からのコメント
腕の特徴的な入れ墨を気にされ相談に来られました。アブレージョンなども検討したのですが皮膚の薄い方であり、上皮化が得られなかったり、得られたとしても強い瘢痕拘縮が予測されたため切除および全層植皮術をご提案させて頂きました。隙間の正常皮膚を残すことも検討しましたが、幾何学的な正常皮膚が残る方が不自然と考え、一旦全て切除したのち、戻し植皮を行いました。部分的に不足した部分に鼠径部より採取した皮膚を移植することで、継ぎはぎにはなりますが、全体を被覆することが出来きました。術後は圧迫固定を行いつつ経過を見たところ100%生着し良好な結果となりました。 植皮術は術後の安静を要しますが、患者様の患部は比較的安静を保ちやすい部位でもあったため、良い生着率となりました。 傷跡は必ず残りますが、外傷の傷跡に変換させる事ができ、入れ墨があることによる社会的負担や精神的負担からは解消されたと思います。

この症例の詳細について

【刺青除去】両手首に入れたtattoを消したい 20代女性【症例No.29Y0000512】

担当医師及び施術者からのコメント
両手関節に入れたタトゥーを消したいとのことで相談に来られました。ブレスレットのような形状でしたのでシンプルに紡錘形にデザインし単純縫合での除去をご提案させて頂きました。術後、タトゥーは無くなり代わりに1本の傷に置き換わります。1ヶ月の状態ではまだ赤みが残っていますが、テープ保護を少なくとも3-4ヶ月継続して頂きながら傷の成熟を待ちます。個人差はありますが1-3年ほどで傷は成熟していきます。この患者様は2年後にご来院頂き、創部を確認できましたがとてもキレイに治っておられました。タトゥーや傷跡の修正は形状にもよりますが閉創ができるものは、単純縫合がダウンタイムも少なくオススメの方法だと思います。

この症例の詳細について

術前評価 両側手関節に入れた細長いタトゥー
通常必要とされる治療内容 単純切除術
治療方法 比較的細いタトゥーでしたので横長に紡錘形にデザインしました。局所麻酔下に丁寧に縫合し、約40分の手術時間で終了します。術後もすぐに帰宅してもらえます。
料金 261,800円(税込)
治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹 ●時に起こる事 内出血(1-3週で改善)、 ●経過中に起こる可能性のある事 肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、ケロイド:経過は肥厚性瘢痕と類似しますが、拡大傾向が10年以上にわたり起こる場合があります。  変形(陥没・引きつれ)・創部両端の盛り上がり(dog ear)の可能性、強いものは残存します。 ●希に起こる事 感染・創離開・縫合糸の残存、部位・大きさにより閉創できない可能性(植皮術や部分離開したまま終了する場合もあります) ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷、神経損傷(知覚障害・運動障害)、四肢・指などの切除縫合の場合血流障害を起こす可能性、その他予想外の合併症の可能性もあります。
施術担当 山中佑次院長
担当医師及び施術者からのコメント
両手関節に入れたタトゥーを消したいとのことで相談に来られました。ブレスレットのような形状でしたのでシンプルに紡錘形にデザインし単純縫合での除去をご提案させて頂きました。術後、タトゥーは無くなり代わりに1本の傷に置き換わります。1ヶ月の状態ではまだ赤みが残っていますが、テープ保護を少なくとも3-4ヶ月継続して頂きながら傷の成熟を待ちます。個人差はありますが1-3年ほどで傷は成熟していきます。この患者様は2年後にご来院頂き、創部を確認できましたがとてもキレイに治っておられました。タトゥーや傷跡の修正は形状にもよりますが閉創ができるものは、単純縫合がダウンタイムも少なくオススメの方法だと思います。

この症例の詳細について

【刺青除去】頚部に入れたtatooを除去したい方 20代女性【症例No.29Y0000511】

担当医師及び施術者からのコメント
以前にtatooを入れたことを後悔し何とか消したいとのことで相談に来られました。後頚部(項部)という比較的皮膚の厚みがある部位であるためアブレージョンでの除去をオススメさせていただきました。術後はそれほど強い安静も必要が無く、約1ヶ月で上皮化し、想像以上に快適に生活できたと思います。術後2ヶ月の写真では若干の肥厚性瘢痕は残りますが、術後1年半の状態では瘢痕はほとんど成熟し、以前のtatooは熱傷を連想させる傷に置き換わり、大変満足して頂けたと思います。 アブレージョンの最大のメリットは、広範囲の除去が一度にできるだけでなく、植皮のように他の部位から皮膚を移植する必要が無く、かつ安静が不要である点です。個人差はありますが比較的皮膚の厚い、背部・項部・臀部・上腕などでのみ適応となります。術後肥厚性瘢痕が起こりやすいというデメリットはありますが、メリットの方が遙かに大きいため、上記部位で単純縫合が困難なサイズのtatoo除去にはオススメの方法です。

この症例の詳細について

術前評価 比較的皮膚の厚い頚部に入ったtatoo
通常必要とされる治療内容 アブレージョン
治療方法 比較的皮膚の厚みがある頚部(項部)の場合、色素の入っている表皮~真皮にかけて皮膚表層の削皮(アブレージョン)を行うことで、色素部分を除去します。術後肥厚性瘢痕は高頻度で起こるため創部の管理も継続して行います。
料金 198,000円(税込)
治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹・出血 ●時に起こる事 内出血(1-3週で改善)、 ●経過中に起こる可能性のある事 肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、ケロイド:経過は肥厚性瘢痕と類似しますが、拡大傾向が10年以上にわたり起こる場合があります。変形(瘢痕拘縮に伴う引きつれや突っ張り) ●希に起こる事 感染・創離開・縫合糸の残存、部位・大きさにより閉創できない可能性(植皮術や部分離開したまま終了する場合もあります)・拘縮に伴う可動域制限や運動時痛 ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷、神経損傷(知覚障害・運動障害)、その他予想外の合併症の可能性もあります。 ※傷は必ず残ります。社会生活上の問題となる傷跡を、熱傷や事故などの一般的な醜形瘢痕に置き換える手術です。またすべての色素が取れるわけではなく、残存したものはレーザーや単純縫合などを行う場合もあります。
施術担当 山中 佑次院長
担当医師及び施術者からのコメント
以前にtatooを入れたことを後悔し何とか消したいとのことで相談に来られました。後頚部(項部)という比較的皮膚の厚みがある部位であるためアブレージョンでの除去をオススメさせていただきました。術後はそれほど強い安静も必要が無く、約1ヶ月で上皮化し、想像以上に快適に生活できたと思います。術後2ヶ月の写真では若干の肥厚性瘢痕は残りますが、術後1年半の状態では瘢痕はほとんど成熟し、以前のtatooは熱傷を連想させる傷に置き換わり、大変満足して頂けたと思います。 アブレージョンの最大のメリットは、広範囲の除去が一度にできるだけでなく、植皮のように他の部位から皮膚を移植する必要が無く、かつ安静が不要である点です。個人差はありますが比較的皮膚の厚い、背部・項部・臀部・上腕などでのみ適応となります。術後肥厚性瘢痕が起こりやすいというデメリットはありますが、メリットの方が遙かに大きいため、上記部位で単純縫合が困難なサイズのtatoo除去にはオススメの方法です。

この症例の詳細について

【刺青除去】足首のタトゥーを切除、植皮術 30代男性【症例No.29Y0000194】

担当医師及び施術者からのコメント
下腿1/3の緑~黒色のタトゥー除去を希望され来院されました。 下腿の皮膚はゆとりがないためレーザーでの除去か、切除+全層植皮術での除去が選択肢となります。 患者様は除去までの時間が短く完全除去を希望されたため植皮術での対応とさせていただきました。 右鼠径部からの皮膚を採取し移植し、術後創部にはギプスを装着し松葉杖での生活を2週間必要とします。 植皮術の中で下腿が最も安静を要する場所で、患者様にはご不便をおかけ致しましたが、ご協力いただくことができ100%の生着することが出来ました。 写真は3か月のものですが、まだまだこれから赤みが消えて馴染んでいきますのでもう少し経過を見ていただくのが良いと思います。 術後の安静を要しますが、トータルで見ると短時間での除去が可能ですので、まとまった時間が取れる方には、植皮は良い方法です。

この症例の詳細について

術前評価 下腿に入れたタトゥー(黒・緑)を短時間で消したい方
通常必要とされる治療内容 切除+植皮術
治療方法 局所麻酔下にタトゥーを完全切除し、右鼠径部よりの全層植皮術を施行しました。術後下腿にはギプスを装着し2週間の創部安静が必要です。
料金 253,000円(税込)
治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹 ●時に起こる事 内出血(1-3週で改善)、血腫 ●経過中に起こる可能性のある事 肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、ケロイド:経過は肥厚性瘢痕と類似しますが、拡大傾向が10年以上にわたり起こる場合があります。  変形(陥没・引きつれ)・創部両端の盛り上がり(dog ear)の可能性、強いものは残存します。 移植片の萎縮による瘢痕拘縮 ●希に起こる事 感染・皮膚採取部の創離開・縫合糸の残存 移植組織の壊死・脱落(十分な安静が保てない場合、部分脱落や場合によって全脱落する可能性があります) ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷、神経損傷(知覚障害・運動障害)、四肢・指などの切除縫合の場合血流障害を起こす可能性、その他予想外の合併症の可能性もあります。
施術担当 山中 佑次院長
担当医師及び施術者からのコメント
下腿1/3の緑~黒色のタトゥー除去を希望され来院されました。 下腿の皮膚はゆとりがないためレーザーでの除去か、切除+全層植皮術での除去が選択肢となります。 患者様は除去までの時間が短く完全除去を希望されたため植皮術での対応とさせていただきました。 右鼠径部からの皮膚を採取し移植し、術後創部にはギプスを装着し松葉杖での生活を2週間必要とします。 植皮術の中で下腿が最も安静を要する場所で、患者様にはご不便をおかけ致しましたが、ご協力いただくことができ100%の生着することが出来ました。 写真は3か月のものですが、まだまだこれから赤みが消えて馴染んでいきますのでもう少し経過を見ていただくのが良いと思います。 術後の安静を要しますが、トータルで見ると短時間での除去が可能ですので、まとまった時間が取れる方には、植皮は良い方法です。

この症例の詳細について

【刺青除去】文字のタトゥーを単純切除で 40代女性【症例No.29Y111327】

担当医師及び施術者からのコメント
腰に入れたタトゥーが気になり、治療をご希望され来院されました。 早く消したいというご要望があったため切除での治療をご提案させていただきました。 サイズのタトゥーであれば一針一針丁寧に縫合して約60分の手術時間で、術後もすぐに帰宅していただけます。 翌日からシャワーも浴びることが出来ます。 術後3か月の写真ではまだ赤みは残っていますが、将来は白い成熟瘢痕になっていき、分かりにくくなります。

この症例の詳細について

術前評価 腰に入れた細長の横文字のタトゥーを消したい方
通常必要とされる治療内容 単純切除
治療方法 比較的細いタトゥーでしたので横長に紡錘形にデザインし吸収糸を使用して真皮縫合を行い、表皮は細いナイロン糸で縫合します。
料金 187,000円(税込)
治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹 ●時に起こる事 内出血(1-3週で改善)、 ●経過中に起こる可能性のある事 肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、ケロイド:経過は肥厚性瘢痕と類似しますが、拡大傾向が10年以上にわたり起こる場合があります。  変形(陥没・引きつれ)・創部両端の盛り上がり(dog ear)の可能性、強いものは残存します。 ●希に起こる事 感染・創離開・縫合糸の残存、部位・大きさにより閉創できない可能性(植皮術や部分離開したまま終了する場合もあります) ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷、神経損傷(知覚障害・運動障害)、四肢・指などの切除縫合の場合血流障害を起こす可能性、その他予想外の合併症の可能性もあります。
施術担当 山中 佑次院長
担当医師及び施術者からのコメント
腰に入れたタトゥーが気になり、治療をご希望され来院されました。 早く消したいというご要望があったため切除での治療をご提案させていただきました。 サイズのタトゥーであれば一針一針丁寧に縫合して約60分の手術時間で、術後もすぐに帰宅していただけます。 翌日からシャワーも浴びることが出来ます。 術後3か月の写真ではまだ赤みは残っていますが、将来は白い成熟瘢痕になっていき、分かりにくくなります。

この症例の詳細について

【タトゥー除去】Qスイッチルビーで指のタトゥーを除去 20代男性【症例No.29Y021609】

担当医師及び施術者からのコメント
各指に入ったタトゥーの除去を希望されて来院されました。 切除であれば植皮術が必要であるため、何度か治療が必要で時間がかかることを了承の上でレーザーでの治療をご希望されました。3か月おきに3度の治療を行い現在加療中の状態ですが、打つごとに徐々に薄くなる経過となります。施術前と比べると3度の照射でも比較的薄くなっていることが分かります。あと数回照射すればもっと消えていくことが期待できます。

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術前評価 指に入れたタトゥーを消したい方
通常必要とされる治療内容 Qスイッチルビーレーザーでのタトゥー除去
治療方法 3か月に一度のペースでのレーザー照射を行います。
料金 220,000円(税込)
治療のリスク ●照射時に起こる事・・・照射時の疼痛、稀に表皮剥離や内出血 ●希に起こる事・・・肥厚性瘢痕やケロイド、色素脱失
施術担当 山中 佑次院長
担当医師及び施術者からのコメント
各指に入ったタトゥーの除去を希望されて来院されました。 切除であれば植皮術が必要であるため、何度か治療が必要で時間がかかることを了承の上でレーザーでの治療をご希望されました。3か月おきに3度の治療を行い現在加療中の状態ですが、打つごとに徐々に薄くなる経過となります。施術前と比べると3度の照射でも比較的薄くなっていることが分かります。あと数回照射すればもっと消えていくことが期待できます。

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院長から患者さまへの
6つのお約束

当院では、初めての方でも安心して通っていただけるように、「6つのお約束」をしております。
当院でぜひ、“なりたい自分”を叶えてください。全力でサポートいたします。

1
質の高い医療
2
良心的な安心価格
3
最新技術による治療
4
将来をふまえたプラン
5
丁寧な診察
6
保険診療も案内

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皮膚科・形成外科(保険診療)
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    前の方のご状況により前後する可能性がございますことを大変恐縮ながらどうぞ予めご了承くださいませ。

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