【耳介形成術】埋没耳 50代男性【症例No.29Y0000779】
術前評価 | 右耳介の変形が強い方 |
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通常必要とされる治療内容 | 耳介形成術 |
治療方法 | 埋没耳の頭側に三角形の皮弁をデザインし耳介の裏面を覆う組織としました。欠損部分は単純縫縮として閉創することで、挙上した際に生じる欠損を被覆し、耳介側頭溝を形成します。 |
料金 | 片側 約55,000円(3割負担)×2回 |
治療のリスク | ●初期に起こる事 軽度の疼痛(2-3日)、腫脹(1週間ほどで改善します)、内出血(2週ほどで改善します) ●希に起こる事 感染、血腫やそれに伴う変形、二次的な変形(後戻り、耳介変形、過矯正)、知覚障害、肥厚性瘢痕やケロイド、皮弁の壊死、左右差、薬疹、アナフィラキシー、その他、血腫による変形の再発、予測外の合併症など |
施術担当 | 山中 佑次院長 |
- 担当医師及び施術者からのコメント
- 先天性に両側の耳介頭側が皮下埋没しているため、マスクや眼鏡がかけられないとのことで来院されました。 埋没している耳介の頭側に三角形の皮弁をデザインし耳介の裏面を覆う組織としました。 深い耳介側頭溝を作るため、皮弁挙上部分の深側頭筋膜に耳介軟骨を吊り上げ固定を行います。 欠損部分は単純縫縮として閉創し立体的な耳介を形成しています。 術後3ヶ月ではまだ若干の赤みが残っていますが埋没した耳介頭側に立体的に立ち上がり、 眼鏡やマスクが問題なく使用できるようになり喜んで頂けたと思います。
この症例の詳細について