【眼瞼下垂手術 保険適応:重症眼瞼下垂に対する挙筋前転術】瞼が落ちてきて前が見えにくい70代の方【症例No.29Y00001067】
| 術前評価 | 健膜性眼瞼下垂(瞼の開瞼不良)と、皮膚弛緩性眼瞼下垂(皮膚のタルミ)の両方を認める状態 |
|---|---|
| 通常必要とされる治療内容 | 挙筋前転術+余剰皮膚切除 |
| 治療方法 | 術前にシミュレーションで決めた幅で切開し、挙筋前転を施行しました。前転した健膜を皮下に縫合し二重を作り幅の調整を行いました。余剰な皮膚の切除を行いました。 |
| 料金 | 約50,000円(保険適応・3割負担の方の場合) |
| 治療のリスク | ●初期に起こる事 疼痛・腫脹(2週間ほどで約8割改善)・むくみ(約3か月)・内出血(2-3週で改善) 瞼縁のしびれ(約1年)、傷の赤み(3か月ほどで改善) ●患者様自身の目について起こり得る事 加齢による再発は起こり得ます。 ご高齢の方は、眉毛挙上が改善することで余剰皮膚が現れたり、鼻根部分のしわが深くなる可能性(眉毛下垂の顕在化)。 ●希に起こる事 流涙・眼脂・ドライアイ(1-2か月で改善)・ツッパリ感(1-2か月) 切開部分の段差:分かりにくくなりますが、残存することもあります。 開瞼不十分(挙筋機能が乏しい時は筋膜移植術を検討します) 開瞼過剰 ・予定外重瞼線 ●かなり稀に起こり得る事: 感染・創離開・糸の遅発性感染・糸の露出 自身の顔貌の変化が受け入れられない ●極めて稀起こり得る事: 薬疹(重症なものも含む) 薬剤性アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸苦・血圧低下・心停止)、その他予想外の合併症の可能性もあります。 |
- 担当医師及び施術者からのコメント
- 年齢とともにまぶたが下がり、目が開けづらくなったことで視野が狭くなり、日常生活にも支障を感じるようになったためご相談に来院された患者様です。 診察を行ったところ、眼瞼下垂症による開瞼障害に加え、上眼瞼の皮膚弛緩も強く認められました。眼瞼下垂の程度は重症であり、視機能への影響も認められたことから、保険診療による眼瞼下垂手術をご提案しました。 今回の患者様には、まぶたを開く筋肉の機能を改善する挙筋前転術に加え、余剰皮膚に対する処置を併せて行いました。 眼瞼下垂手術後の腫れの経過については個人差がありますが、一般的には術後翌日頃に腫れのピークを迎え、その後徐々に落ち着いていきます。術後1週間頃には大部分の腫れが軽減し、1か月程度でさらに自然な状態へ近づいていきます。最終的なまぶたの形態や傷あとが安定するまでには数か月を要することもあります。 術後早期は腫れの影響で二重幅が広く感じられることがありますが、経過とともに変化し、患者様本来の雰囲気に馴染んだ自然な目元へ移行していきます。今回の患者様も、術後の経過とともに、年代に相応しい穏やかで自然な印象の目元になられていることがお分かりいただけると思います。 眼瞼下垂症は、加齢による変化だけでなく、筋肉や腱膜の機能低下など様々な原因によって生じます。また、同じ眼瞼下垂でも原因や重症度、皮膚の厚みやたるみの程度によって適した手術方法は異なります。そのため、正確な診断と適切な術式の選択が重要になります。 目元は視機能だけでなく、顔全体の印象を左右する非常に重要な部位です。当院では形成外科専門医として機能面の改善を重視しながら、保険診療であっても美容的な配慮を大切にした眼瞼下垂手術を心掛けています。 まぶたが重い、視野が狭く感じる、眠そうに見られる、額に力を入れないと目が開けにくいなどのお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。 ※本患者様はご本人の同意を得て掲載しています。 ※治療結果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。 ※術後の腫れや内出血、左右差、傷あと、感染などの合併症が生じる可能性があります。詳しくは診察時にご説明いたします。 ※掲載している内容は患者様個人の経過であり、感想や見え方には個人差があります。












































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