術前評価 | 豊胸用シリコンインプラントの萎縮が予測されるため、その予防に脂肪注入が必要な状態 |
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通常必要とされる治療内容 | インプラント抜去術+脂肪注入(マイクロリポインジェクション) |
治療方法 | 乳房下溝線に切開を行い、インプラントを摘出します。右乳房のカプセル拘縮に対して硬く変形した瘢痕組織を可及的に除去し外見を整えます。 |
料金 | シリコン抜去550,000円+脂肪注入528,000円(税込)※別途麻酔科管理料等 |
治療のリスク | シリコンインプラント抜去のリスク ●初期に起こる事 疼痛・腫脹(軽度)・内出血(約2週で改善)・乳房(乳頭)の下垂 ●希に起こる事 血腫・感染・創離開・切開部分の段差・創部周囲の炎症後色素沈着(半年~数年で改善)・左右差・拘縮の残存(皮下瘢痕性腫瘤の残存)・肥厚性瘢痕およびケロイド(赤み・硬さ・痛み) ●極めて稀起こり得る事: 薬疹(重症なものも含む)、薬剤性アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸苦・血圧低下・心停止)、その他予想外の合併症の可能性もあります。 脂肪注入のリスク ◎生着率は30-80%(個人差あり)、一度の施術で効果が出ることがありますが、脂肪の吸収によって複数回の注入を行う必要があります(別料金)。 患者様個人の脂肪量や乳房の大きさにより、採取できる脂肪量、注入できる脂肪量には限度があります。 一般的な手術のリスク 腫れ、疼痛、内出血、血腫、創離開(創縁の壊死)、創部の肥厚性瘢痕やケロイド(赤み・硬さ・痛み)・感染症:抗生剤や場合によっては外科的な処置(切開など)を行います。初期の感染の場合、注入脂肪が生着しない場合があります。生着率の向上 や、感染のリスクを減らすためできるだけ早期の禁煙をお願いします。 薬疹・アナフィラキシーショック 採取部 硬さ、ムラ(凸凹の残存)、皮下の瘢痕(しこり)やツッパリ、左右差、神経障害(知覚鈍麻・運動障害など)、血腫による貧血(出血性ショック)、肺塞栓症(動静脈塞栓なども含む) 注入部位 腫れ、疼痛、内出血、血腫、硬さ、ムラ(凸凹の残存)、注入不足や過剰、左右差、動静脈塞栓症、注入脂肪の石灰化 |
施術担当 | 山中 佑次院長 |
診療時間 | AM9:00~PM18:00 |
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月 | ○ |
火 | ○ |
水 | ○ |
木 | ○ |
金 | ○ |
土 | ○ |
日 | ○ |
〒630-8226 奈良市小西町25-1 奈良テラス2F
※近鉄奈良駅4番・6番出口・バス停より徒歩1分
診療時間 | AM9:00~PM18:00 |
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火 | ○ |
水 | ○ |
木 | ○ |
金 | ○ |
土 | ○ |
日 | ○ |
〒634-0804 奈良県橿原市内膳町5-2-40 FACEビル4F
近鉄大和八木駅 徒歩1分
症例case
担当医師及び担当者からのコメント
若いときに挿入した乳房シリコンインプラント(シリコンバック)ですが、年齢とともに人工物を挿入していることにストレスを感じるようになったため抜去を考え相談に来られました。触診したところかなり大きいサイズのシリコンインプラントを使用されており、抜去すると乳房下垂が生じる可能性が予測されました。できるだけ現状のサイズを維持したいご希望があったため自家脂肪注入による豊胸を同時に行うことをご提案させていただきました。太ももの外側と後面より採取し両側150ccのマイクロリポインジェクションでの注入を施行しました。 術後3ヶ月の状態では、大きなインプラントの抜去を行ったためサイズダウンは否めませんが脂肪注入によって1カップ強の補填は出来ていると考えます。 過去に入れたシリコンインプラントを抜去する際の乳房下垂などの形態変化が気になる方は抜去と同時に、自家脂肪注入を検討されることをオススメします。