術前評価 | 単純に広く作るだけでは、まぶたが厚いため二重が不自然になることが予測され、広く作るなら、まぶたの厚みを減じる(ROOF切除)必要がある。 |
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通常必要とされる治療内容 | 眼瞼下垂+ROOF切除 |
治療方法 | 術前に患者様と鏡で見ながら切開ラインを相談し、予定通りのラインで切開しました。瞼板前脂肪織の処理を行い、挙筋腱膜を前転し瞼板に3か所縫合固定を行いました。挙筋腱膜の断端と皮切部眼縁側直下の眼輪筋と縫合して二重形成しています。ROOFの切除範囲ですが内側は眼窩上神経、頭側及び外側は眉毛下縁及び眼窩縁に至る範囲のROOFを切除しました。 |
料金 | 473,000円(税込) |
治療のリスク | ●初期に起こる事 疼痛・内出血(2-3週で改善) 腫れ(目安は1週で60-70% 2週で70-80% 1か月で90% 3か月で100%改善) 流涙・眼脂・瞼や眼球の違和感、傷口の赤み、強い食い込み 瞼の知覚障害(経時的に改善)・つっぱり感、瞼や眼球の違和感 ●患者様自身がお持ちの目の特徴によって起こり得る事 術前の二重ラインの残存、従来の左右差(眼瞼下垂の有無・かぶれによる皮膚の状態・従来の目頭の形状差)は残ります。また広い二重を作り過ぎることで、眠そうな印象や睫毛の生え際の皮膚のかぶり(特に内側)などが起こり得ます。時に変化した自分の目に馴染めない方もおられます。厚みを減じる効果が乏しい場合があります。 ●稀に起こり得る事:血腫、感染(初期および遅発性)、創離開、糸の露出、食い込みの薄れ・傷の残存(内部の結紮糸の浮き出し・創部の陥没・段差)、左右差(広めの二重を作った時に起こり得ます、腫れぼったさの左右差、眼下縁の骨突出の左右差)、予定外重瞼線、過剰除去による凹み、動きに伴う凹み感 ●極めて稀起こり得る事:二重の消失、薬剤性アナフィラキシーショック、創縁損傷、眼球損傷・前額部の知覚障害・顔面神経麻痺 ●注意点:狭くしたり元に戻すことは困難(修正術はありますが確実なコントロールは困難です) |
施術担当 | 山中 佑次院長 |
診療時間 | AM9:00~PM18:00 |
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木 | ○ |
金 | ○ |
土 | ○ |
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〒630-8226 奈良市小西町25-1 奈良テラス2F
※近鉄奈良駅4番・6番出口・バス停より徒歩1分
診療時間 | AM9:00~PM18:00 |
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〒634-0804 奈良県橿原市内膳町5-2-40 FACEビル4F
近鉄大和八木駅 徒歩1分
症例case
担当医師及び担当者からのコメント
元々二重の方ですが、二重幅を今よりすこし広く作りつつ、目力を上げ、かつ分厚い瞼を薄くして、スッキリした目元になりたいとのご希望がありました。まぶたの分厚い方は、広く作るとより分厚い部位で二重の食い込みを作ることになるため、さらに分厚い二重になり不自然さがでてきます。この患者様にも当てはまることから、眼瞼下垂手術に平行してROOF切除を行うことをご提案させて頂きました。 ROOFの分布は眼窩を超えているため、普通の切開より広い範囲が腫れます。1か月の時点では大きな腫れは治まっていますが、浮腫は少し残りそれらは3ヶ月ほどで殆ど気にならないくらいになって行きます。 こちらの患者様は二重幅の左右差が生じたため、3ヶ月の時点で右のみ修正(無料)させて頂きました。術後の手術の結果は、フラッシュ無しの画像では術前と比較すると目尻側の厚みは明らかに改善しているのが分り、スッキリされただけでなく目力もアップしています。「広く作りたい、でも厚ぼったい二重はイヤ」と言う方はROOF切除以外の方法はなく、まぶたがぶ厚いと自覚されている方はROOF切除をオススメします。