“【二重切開+ROOF切除+目頭切開】厚ぼったい瞼、一重をすっきりとした末広二重に 10代女性【症例No.29Y0000759】 “
通常必要とされる治療内容 | 二重切開+ROOF切除+目頭切開 |
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治療方法 | 術前に相談して決めた二重ラインで切開をしました。挙筋腱膜を少し前転して瞼板に固定し、腱膜断端を皮下直下の眼輪筋に縫合することで二重を作成しております。ROOFに関しては眼窩隔膜上および眼輪筋下を剥離し、内側は眼窩上神経、頭側及び外側の眼窩縁から眉毛下縁に至る広い範囲のROOFを切除しました。 |
料金 | 567,600円(税込) |
治療のリスク | ●初期に起こる事 疼痛・内出血(2-3週で改善) 腫れ(目安は1週で60-70% 2週で70-80% 1か月で90% 3か月で100%改善) 流涙・眼脂・瞼や眼球の違和感、傷口の赤み、強い食い込み 瞼の知覚障害(経時的に改善)・つっぱり感、瞼や眼球の違和感 ●患者様自身がお持ちの目の特徴によって起こり得る事 術前の二重ラインの残存、従来の左右差(眼瞼下垂の有無・かぶれによる皮膚の状態・従来の目頭の形状差)は残ります。また広い二重を作り過ぎることで、眠そうな印象や睫毛の生え際の皮膚のかぶり(特に内側)などが起こり得ます。時に変化した自分の目に馴染めない方もおられます。 ●稀に起こり得る事:血腫、感染(初期および遅発性)、創離開、糸の露出、食い込みの薄れ・傷の残存(内部の結紮糸の浮き出し・創部の陥没・段差)、左右差(広めの二重を作った時に起こり得ます、腫れぼったさの左右差、眼下縁の骨突出の左右差)、予定外重瞼線、 ●極めて稀起こり得る事:二重の消失、薬剤性アナフィラキシーショック、創縁損傷、眼球損傷 ●注意点:狭くしたり元に戻すことは困難(修正術はありますが確実なコントロールは困難です) |
施術担当 | 山中 佑次院長 |
- 担当医師及び施術者からのコメント
- 分厚い一重をスッキリさせ、かつ目頭の蒙古ヒダを改善したいとのことで相談に来られました。実際に診察してみると完全な一重で非常に厚みがある状態のまぶたで、「二重になりたい」「瞼の厚みもとりたい」この両方を同時に成立させる手術はROOF切除の一択と判断し、ROOF切除+目頭切開をオススメさせていただきました。手術操作は広範囲にわたるため、術後1週間の腫れなどのダウンタイムは通常の切開よりは強く出ますが、その後の経過はそれほど大きな差はありません。この患者様は、途中一度右目の幅の微調整を3ヶ月の時点で行っております。術前と比較して分厚い瞼は解消され、綺麗な末広型の二重となっているのが分かっていただける思います。同時に手術した目頭切開(蒙古ヒダの修正)の傷跡もほとんど分らないレベルになり、形状も自然な雰囲気の目元になっており大変喜んで頂けたと思います。 この患者様のような分厚い瞼の方を、ROOF切除せずそのまま二重形成を行うと、分厚い立体感のある二重、いわゆる「ハム目」の状態になります。分厚い瞼の方で二重形成を考えておられる方は、ROOF切除を視野に入れた検討をオススメします。
この症例の詳細について