【眼瞼下垂】意欲に欠ける目元の印象を良くしたい 20代女性【症例No.29Y00000980】
術前評価 | 末広型の二重ではあるものの開瞼が不十分な状態 |
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通常必要とされる治療内容 | 眼瞼下垂手術 |
治療方法 | 術前にシミュレーションで決めた幅で切開し、挙筋前転を施行しました。前転した健膜を皮下に縫合し二重を作り幅の調整を行いました。 |
料金 | 330,000円(税込)※自由診療 |
治療のリスク | 治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・腫脹(2週間ほどで約8割改善)・むくみ(約3か月)・内出血(2-3週で改善) 瞼縁のしびれ(約1年)、傷の赤み(3か月ほどで改善) ●患者様自身の目について起こり得る事 見かけ上の二重の幅が狭くなる。 余剰皮膚を取り過ぎることで重たく不自然な目元になる事があります。 加齢による再発は起こり得ます。 ご高齢の方は、眉毛挙上が改善することで余剰皮膚が現れたり、鼻根部分のしわが深くなる可能性(眉毛下垂の顕在化)。 ●希に起こる事 流涙・眼脂・ドライアイ(1-2か月で改善)・ツッパリ感(1-2か月) 切開部分の段差:分かりにくくなりますが、残存することもあります。 開瞼不十分(挙筋機能が乏しい時は筋膜移植術を検討します) 開瞼過剰 ・左右差→ 初期もしくは3ヶ月以降に修正(極僅かなものは修正困難) (腫れなどの影響で術後しばらくは左右差がある事があります) 予定外重瞼線→ 初期もしくは3ヶ月以降に修正(特に重症の下垂・強い上眼瞼凹み、たるみが強い方など) ●かなり稀に起こり得る事: 感染・創離開・埋没糸の遅発性感染・埋没糸の露出 自身の顔貌の変化が受け入れられない ●極めて稀起こり得る事: 薬疹(重症なものも含む) 薬剤性アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸苦・血圧低下・心停止)、 眼窩内出血および血腫による失明、眼瞼痙攣、眼球および周囲の損傷 その他予想外の合併症の可能性もあります。 |
- 担当医師及び施術者からのコメント
- もともと末広型の二重を持ってはいるものの開瞼が不十分で、意欲的に見えないことを気にされ相談に来られました。きれいな瞳をお持ちですが、初対面も活気に欠ける印象を持ってしまう目元の方で、黒目を大きくしたい、二重幅を広くしたいとのご要望があり眼瞼下垂の手術である挙筋前転術を施行させて頂きました。 眼瞼下垂の術後の腫れの経過は写真の通りです。腫れのピークは翌日で、直後と1週間後は同じくらいの腫れの程度になります。1週間後に60-70%の腫れが引き、2週間で70-80%、術後1ヶ月で90%、3ヶ月で腫れが完全に治ります。この方も典型的な経過をたどっていかれました。3ヶ月の時点の傷跡は若干の硬さはまだ残っていますがメイクでごまかせる範囲だと思います。 術後3ヶ月の写真を見ると、二重ラインは術前より広いミックス型で整い、目力も上がり、若者らしい意欲的で前向きなイキイキとした雰囲気の目元になられたと思います。
この症例の詳細について