【眼瞼下垂】眠そうな印象の目元を改善し、綺麗な二重になりたい20代女性【症例No.29Y00001017】
術前評価 | 中程度の眼瞼下垂とそれに伴う眉毛挙上が生じている状態 |
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通常必要とされる治療内容 | 眼瞼下垂手術(挙筋前転術) |
治療方法 | 術前にシミュレーションで決めた幅で切開し、挙筋前転を施行しました。前転した健膜を皮下に縫合し二重を作り幅の調整を行いました。 |
料金 | 330,000円(税込)※自由診療 |
治療のリスク | ●初期に起こる事 疼痛・腫脹(2週間ほどで約8割改善)・むくみ(約3か月)・内出血(2-3週で改善) 瞼縁のしびれ(約1年)、傷の赤み(3か月ほどで改善) ●患者様自身の目について起こり得る事 見かけ上の二重の幅が狭くなる。 余剰皮膚を取り過ぎることで重たく不自然な目元になる事があります。 加齢による再発は起こり得ます。 ご高齢の方は、眉毛挙上が改善することで余剰皮膚が現れたり、鼻根部分のしわが深くなる可能性(眉毛下垂の顕在化)。 ●希に起こる事 流涙・眼脂・ドライアイ(1-2か月で改善)・ツッパリ感(1-2か月) 切開部分の段差:分かりにくくなりますが、残存することもあります。 開瞼不十分(挙筋機能が乏しい時は筋膜移植術を検討します) 開瞼過剰 ・左右差→ 初期もしくは3ヶ月以降に修正(極僅かなものは修正困難) (腫れなどの影響で術後しばらくは左右差がある事があります) 予定外重瞼線→ 初期もしくは3ヶ月以降に修正(特に重症の下垂・強い上眼瞼凹み、たるみが強い方など) ●かなり稀に起こり得る事: 感染・創離開・埋没糸の遅発性感染・埋没糸の露出 自身の顔貌の変化が受け入れられない ●極めて稀起こり得る事: 薬疹(重症なものも含む) 薬剤性アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸苦・血圧低下・心停止)、 眼窩内出血および血腫による失明、眼瞼痙攣、眼球および周囲の損傷 その他予想外の合併症の可能性もあります。 |
- 担当医師及び施術者からのコメント
- 眠そうな印象のまぶたを改善し、自然で美しい二重をご希望されて来院されました。診察の結果、まぶたの開きが弱く、その代償として眉毛を持ち上げる動作が見られました。二重のラインも安定せず、このような状態では埋没法などの単純な二重手術では十分な改善が期待できません。 最も適していると判断したのが、**眼瞼下垂手術(挙筋前転術)**です。まぶたを開く挙筋の付着部を調整することで、開瞼の力を改善し、同時に二重の形態を整えることができます。 術後3か月では、本人の柔らかい印象を残したままで、力強い開瞼が得られ、末広型の二重が形成されました。眉毛の過度な挙上も改善し、表情全体が自然かつ若々しい印象へと変化しています。 眼瞼下垂手術は非常に繊細な手技を要します。単に目の開きを強くするだけではなく、開瞼のピーク位置、二重の幅、眉毛の位置関係、まぶたの凹み具合といった複数の要素を総合的に調整する必要があります。これらをバランスよくコントロールすることによって、初めて自然で調和のとれた仕上がりが得られます。
この症例の詳細について