【鼻孔縁挙上術(T型)】垂れ下がった小鼻が不自然に見える 20代女性【症例No.29Y00001023】
| 術前評価 | 鼻翼下垂により鼻翼-鼻柱のバランスが悪く、三角形の鼻孔縁も気になる状態 |
|---|---|
| 通常必要とされる治療内容 | 鼻孔縁挙上術(T型) |
| 治療方法 | 鼻柱・鼻翼バランスを整えるため、下垂した鼻孔縁をT字に切除し挙上させます。 |
| 料金 | 473,000円(税込)(術後傷跡に対するレーザー治療もしくは瘢痕治療注射(ステロイド注射)2回分を含む) |
| 治療のリスク | ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹 ●時に起こる事 出血、内出血(1-3週で改善) ●経過中に起こる事 瘢痕は残存します(術後しばらく赤い瘢痕の時期がありますが、白く抜けた瘢痕に変わっていきます)、知覚障害(術後一時的に起こる可能性がありますが徐々に改善します)、鼻孔の見え方の変化 ●希に起こる事 感染・創離開・左右差の残存、肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、縫合糸の残存、効果不良(単一の手術の治療効果の限界があります)、皮膚壊死 ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり、死亡することもあります。他部位の組織損傷。その他予想外の合併症の可能性もあります。 ※治療効果には限界があり客観的・主観的効果や副作用の感じ方にも個人差があります。※切り取った部分は元に戻せません。 |
- 担当医師及び施術者からのコメント
- 鼻翼や鼻孔縁の形状は、鼻の印象だけでなく中顔面全体のバランスに関与します。 本症例では、鼻翼の下垂と鼻孔縁の尖りが強く、正面・斜位ともにバランスが悪い形態を呈していました。 加えて、過去に挿入された高めのシリコンプロテーゼにより、中顔面が長く見える印象も認められました。 ご希望は「自然に見える鼻」。 そのため、まず過剰な高さをもたらしていたシリコンプロテーゼを抜去し、鼻翼基部の下垂を軽減する目的で**鼻孔縁挙上術(T型)**を選択しました。 鼻翼の広がりは軽度であり、外側の切除は少量とし基部の挙上量を主体に調整するデザインとしています。 術後は、鼻孔縁がアーチ状に整い、鼻翼の位置も適切に挙上。 結果として、プロテーゼ抜去により中顔面の縦方向のバランスも改善され、 顔全体として調和の取れた印象となりました。 当院では、鼻の形態を単独で見るのではなく、中顔面全体の構造的・審美的バランスを重視しています。 一人ひとりの骨格と軟部組織の特徴に合わせて、 「自然な変化の中で整う鼻形成」を心がけています。 (※治療内容・経過・仕上がりには個人差があります)












































































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