【鼻孔縁下降術】正面視の鼻孔縁の頭側への深い切れ込みが個性的な 20代女性 【症例No.29Y0000988】
術前評価 | 正面および斜めから見たときの鼻孔縁の頭側への尖りが強く、鼻孔が大きく見えてしまっている状態 |
---|---|
通常必要とされる治療内容 | 鼻孔縁下降術 |
治療方法 | 耳介より皮膚+軟骨の複合組織を採取し、鼻孔縁近くの鼻腔内に移植します。 |
料金 | 495,000円(税込) |
治療のリスク | 治療のリスク ●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹 ●時に起こる事 出血、内出血(1-3週で改善) ●経過中に起こる事 瘢痕は残存します(術後しばらく赤い瘢痕の時期がありますが、白く抜けた瘢痕に変わっていきます)、知覚障害(術後一時的に起こる可能性がありますが徐々に改善します)、移植片の膨らみや萎縮 ●希に起こる事 感染・創離開・左右差、肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、縫合糸の残存、移植組織の壊死、後戻りや効果不良、耳介や鼻孔縁の変形 ●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など)、薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり、死亡することもあります。他部位の組織損傷。 その他予想外の合併症の可能性もあります |
- 担当医師及び施術者からのコメント
- 正面・斜位から見たときに、鼻孔縁の上がり(とがり)が強く、鼻の穴が大きく見えている状態の方でした。この主張が強い鼻の穴を改善したいとのことで相談に来られました。 よく観察すると、鼻翼下垂および鼻孔底の広さの問題もありますが、今回は鼻孔縁を下げる事を希望され鼻孔縁下降術を施行させていただきました。 耳介からの皮膚・軟骨複合組織を採取し、鼻腔内に移植し鼻孔縁が下がるように調整を行いました。 術後3ヶ月の写真では移植片は全生着し、鼻孔縁の尖り部分が効果的に下降しているのが分かると思います。鼻孔縁の尖り感が改善したことで、正面だけでなく斜位での鼻孔縁の主張も落ち着き、大人っぽいお鼻になったと思います。 術前からあった鼻翼下垂の改善には鼻孔縁挙上I型、鼻孔底の幅改善には鼻翼縮小内側法という術式がありますが、この患者様は鼻孔縁下降術で大変満足され一旦終了とさせていただきました。 鼻翼はほんの少しの変化で随分と印象が変化する場所でもあります。どの手術が最適なのか見立てが非常に肝心です。色んな手術のバリエーションをもち提案し結果を出してくれる医師のカウンセリングをまずは受けることをオススメします。
この症例の詳細について