だんご鼻を細くする手術「鼻尖縮小術、鼻尖形成術(耳介軟骨移植)」
- まるい鼻先を細くしたい
- だんご鼻を小さくしたい
- 割れた鼻先を治したい
- 丸い鼻の穴を縦長にしたい
「鼻」は顔の中心にある大切なパーツ。「鼻」が中心にある事で、顔のバランスが一気に取れてきます。「鼻」は顔の見た目を決めるうえで、非常に大切な存在です。
しかし、「存在感があり過ぎる」というのも問題です。例えば、低すぎる、高すぎる、太すぎる、細すぎる、曲がっている、そして小鼻が大きすぎる・・・など。「鼻」自体が自己主張をすると良くありません。
「鼻」とは、“顔の中心にあるけども、存在感は示さない”、“目立たず、そっといてくれる”、そんな鼻が理想的なお鼻ではないでしょうか?
そんな中、男女問わず日本人の多くが悩みをかかえているのが“だんご鼻”です。人と会話するときに「チラチラと目線を感じる」と悩まれている人も多くおられます。また、重そうで大きなだんご鼻は“暗い印象”や“怠惰な印象”をもたれることも。「できる限り隠したい」と、考える人が多いことでしょう。
女性であれば化粧でシャドウをつけることで、ある程度は誤魔化すことが出来ます。でも、化粧の状態をいつも意識しないといけないですし、本物の自然なシャドウやコントラストはお化粧では表現できません。そもそも男性は化粧が出来ませんから隠すすべがありません。
そんな悩みを解決できるのが、“だんご鼻を細くする手術”つまり“鼻尖縮小術”です。(鼻先の事を医学的には「鼻尖」と呼びます。)
“鼻尖縮小術”で鼻先を治療すれば、重く見えた“だんご鼻”が引き締まり“鼻の自己主張”が無くなります。それに伴い、顔全体のバランスも良くなるので、自分に自信が持てて、表情も本来の自分らしさを取り戻すことが出来ます。
また、化粧で演出する必要がなくなるので、化粧の状態を常に意識するという、無意識レベルのストレスからも解放されます。
そんな“だんご鼻”の治療をするには、“だんご鼻”の原因を知る必要があります。
だんご鼻を構成する部分を細かく見ると、上から順に“皮膚→皮下脂肪→鼻翼軟骨→鼻腔粘膜”の4つの成分からなっています。
この4つの厚みや形が、“だんご鼻”の原因となります。
適切な治療効果を得るには、これらの4つの成分がどの程度影響しているのかを術前に診断する必要性があります。術前の評価をきちんとせずに一並びに同じ手術操作をしても効果が出ないこともあります。
そもそも皮膚と鼻腔粘膜は手術で薄く出来ませんので、皮下脂肪と鼻翼軟骨の処理で細さを出す必要があります。
・局所麻酔で行います。
・当院の鼻尖縮小術のアプローチはオープン法 または クローズ法です。これらは状況によって使い分けます。
オープン法?クローズ法?当院の“鼻尖縮小術”の手術操作は以下の4つです。
①皮下脂肪切除
→厚い脂肪を切除することで細さを出します。
②鼻翼軟骨の部分切除
→大きい鼻翼軟骨の一部を切除して、だんご鼻の丸みをとります。
③軟骨間縫合
→外側に広がった2枚の鼻翼軟骨を縫合して、中央に寄せて細さを出します。
④鼻尖形成術(耳介軟骨移植)(オプション)
→ 軟骨間縫合の結果、鼻先が少し上を向きます(アップノーズ)。 その変化が好ましくない場合、改善する目的に耳介軟骨を移植します(鼻尖形成術)。
※①~③は鼻尖縮小術
以上の4つを丁寧に行うことで細さと鼻の形を調整し、人によってはかなりの細さを出すことが出来ます。
※簡略化した「手軽な鼻尖縮小術・鼻尖形成術」にご注意を!最後に、内固定(鼻栓様の固定)・外固定(ギプス固定)を行い終了します。
鼻の手術後のギプス固定が不安な方へこんな方に適応 | だんご鼻の人、鼻先が丸い人 |
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施術時間 | 90~120分(耳介軟骨移植をする場合は追加で60分) |
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効果実感・持続効果 | 半永久的 |
術後の通院 | 3日目 鼻・耳の処置 7日目 鼻ギプス除去、抜糸(耳、場合によって鼻) 1,3か月後 検診 |
術後の腫れ・ダウンタイム | 腫れは7日程で改善。(ギプスがとれる頃には殆ど目立ちません) 内出血は出ることは稀です。仮に出た場合は7-10日前後で改善します。その間はメイクで隠して頂けます。 2-3日痛むことがありますが、鎮痛薬で治まる程度です。 |
カウンセリング当日の治療 | 要相談 |
麻酔 | 局所麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔、全身麻酔など |
シャワー | 当日より可能 |
洗髪 | 当日より可能 |
メイク | 当日より可能(鼻以外) |
洗顔 | 当日より可能(鼻以外) |
その他の注意点 | 術後1か月間は鼻を強く触る事を避けましょう。 鼻のギプスが数日間つきますので、予定の調整が必要です。 オープン法の場合、鼻柱部に傷の赤みがありますが1~3か月程で殆ど分からくなります。その間メイクで隠してください。 |
①適切な術前評価で、手術が効果的かどうかを判断してもらいましょう。
だんご鼻の原因は、皮膚の厚み・皮下脂肪の厚み・鼻翼軟骨の大きさや形などです。このうち、皮下脂肪と鼻翼軟骨が原因の多くを占めていればいるほど、効果的と言えます。
一方で、原因の多くが皮膚の厚みの場合は効果が乏しいと言えます。術前に、担当医に確認するようにしてください。場合によってCGシミュレーションなどで見せてもらうことも検討してください。
②鼻の手術の回数は極力少ない方が良いでしょう。
※鼻の手術回数が少ない方が良い理由はこちらどんな手術でもそうですが、回数を重ねる度に難易度が上がります。特に鼻は小さうえに、解剖学的にとても繊細な器官で、当然、手術には緻密な操作が要求されます。
そのため、一回の手術で多くの操作をしておく事をお勧めします。
例えば、隆鼻術+鼻尖縮小術+鼻尖形成術(耳介軟骨移)の組み合わせです。これらを別々にすることも可能ですが、回数を重ねるごとに瘢痕が原因で組織が硬くなり、手術の効果が出にくくなります。
当院では、ご予算にも配慮して、一回でお受けいただきやすくするために、お得なセットプランをご用意しています。ご活用いただければと思います。
③鼻先のズレが強調されることもあります。
もともと、鼻翼軟骨の大きさや形に左右差がある事があります。そのような方が、鼻尖縮小術をすることで、左右の歪みが顕著になる場合もあります。
もともと少しの歪みがあると自覚されている方は、術前に担当医としっかり打ち合わせをするようにしましょう。
そして、そのようなズレがあっても、手術中に矯正が出来る技術を持つ医師の元でお受けすることをお勧めします。
④ヒアルロン酸で鼻尖を細くするのは避けてください。
時々、「ヒアルロン酸で鼻先が細くならないか」と聞かれることがあります。答えは「NG!」です。なぜなら、「だんご鼻をより強調する」ことになるからです。
実際に他院様で注入してそうなってしまった患者さまの診察をしたことがありますが、明らかに「変」です。ヒアルロン酸を入れることで一時的に“ツン”とするかもしれませんが、すぐに戻ってしまいます。これはどんな硬さのヒアルロン酸やその他の注入物であっても同じです。
そのため、ヒアルロン酸で鼻尖を細くするのは避けた方が良いと言えます。
⑤鼻翼縮小術と鼻尖縮小術(だんご鼻の治療)、先にするならどちらがいい?
相談に来られる患者さまで、上記の順序を迷っておられる方がよくおられます。結論は、先に鼻尖縮小術(だんご鼻の治療)をする事をお勧めします。
なぜなら、“鼻翼縮小術”と“鼻尖縮小術”では微調整をしやすいのは“鼻翼縮小術”だからです。
つまり“鼻尖縮小術”をしてから“鼻翼縮小術”をすると細くなった鼻先に合わせて小鼻を調節できます。逆に“鼻翼縮小術”をしてから“鼻尖縮小術”をすると、だんご鼻が思いのほか細くならなかった時に、バランスがとれないからです。
「鼻」というのはバランスがとても重要です。そのため調節がしやすい”鼻翼縮小術”を後からするのが良いでしょう。
(なお、両方同時にするクリニックもありますが、当院では別々にする事を推奨しています。)
⑥「上を向いた鼻先を下に向けて、かつ細くしたい人」は鼻尖縮小術よりも鼻中隔延長術をご検討ください。
②で述べた理由と重なりますが、「手術の回数を出来るだけ少なくしたい」というのが前提です。鼻中隔延長術の手術野なら、鼻尖縮小術の操作も比較的容易にすることが出来ます。
そのため、一度、担当医師とご相談いただいた方が良いでしょう。
(なお、当院の鼻中隔延長術は同料金で、鼻尖縮小術の操作を含んでおり、一石二鳥のお得な手術となります。)
以上の注意点の他にも・・・
「だんご鼻を小さくする手術」といっても、お鼻の状態は人それぞれです。画一的な手術では効果が乏しい事もしばしばあります。もちろん簡略化された手術は論外です。
※簡略化した「手軽な鼻尖縮小術・鼻尖形成術」にご注意を!そのため患者さまが、自分の鼻について何も知らずに手術を受ける事はお勧めしません。“自分の鼻がどういう鼻なのか”をご自身が理解をする事が必要です。
他にも、担当医師に「どのような点に気を付けて手術を行うのか?」などの質問をしてみるのも良いでしょう。その時に「患者さま自身が気にしている部分」の対処の仕方、注意点をきっちりと説明してくれる医師を見つけてください。
丁寧かつ適切に答えてくれる医師は、経験も豊富で手術バリエーションも豊富な事が多いです。
また、ご希望の“鼻先”を担当医師と共有していないと、想像したものと違った場合にトラブルになる事もあります。手術前に医師による十分な説明を受け、場合によっては術前CGシミュレーションなどで担当医師とイメージを共有する事をお勧めします。
まとめると、次のようなチェックポイントを意識して、よいクリニックを選択してください。
・手術前に、医師による十分な説明があるか?
・正確なシミュレーションを受けられるか?
・トラブル時には適切な修正手術が可能か?
・鼻形成分野の専門的知識と技術があるか?
・対応に誠意が感じられるか?
単に「有名なクリニックだから」という理由で、安易に選択することがないようにしましょう。こうした点をふまえた上で、納得の上で施術を受けることをお勧めします。
医師による無料カウンセリングをお受けいただきます。専門の医師による的確な診断を受け、場合によってCGシミュレーションを行います(有料)。術後の経過やアフターケアについても、併せて説明いたします。
※一度カウンセリングを行った方であれば、電話での手術予約が可能です。ただし基本的に、手術1週間前にはご入金いただきます。
料金(税込) | |
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鼻尖縮小術(耳介軟骨移植含む) クローズ法 | ¥550,000 |
鼻尖縮小術(耳介軟骨移植含む)オープン法 | ¥660,000 |
鼻尖形成術(耳介軟骨移植) | ¥220,000 |
術前CGシミュレーション | ¥33,000 |
※術後の変化を共有するため、ご希望の方のみ術前CGシミュレーションのご案内を行っております。
※鼻形成は手術を繰り返すたびに、操作が困難になっていきます。そのため、隆鼻術などをご検討の方は同時に行う事がお勧めです。希望が一度に叶い、ダウンタイムが重なり、そしてリーズナブルと一石三鳥のご提案です。
※鼻の複数メニューを同時手術の場合、低額のものは全て半額です。
診療時間 | AM9:00~PM18:00 |
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火 | ○ |
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木 | ○ |
金 | ○ |
土 | ○ |
日 | ○ |
〒630-8226 奈良市小西町25-1 奈良テラス2F
※近鉄奈良駅4番・6番出口・バス停より徒歩1分
診療時間 | AM9:00~PM18:00 |
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〒634-0804 奈良県橿原市内膳町5-2-40 FACEビル4F
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