顔面神経麻痺後の再建術・外科的治療~見た目を改善させる治療~|樹のひかり形成外科・皮ふ科【奈良】|美容整形・美容皮膚科クリニック

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顔面神経麻痺後の再建術・外科的治療~見た目を改善させる治療~

はじめに~顔面神経麻痺後の再建術・外科的治療で出来ること~

顔面神経麻痺の症状には、顔面の左右差、聴覚障害、味覚障害、兎眼などの症状があり、どれも辛いものです。原因は様々であり、急性期・亜急性期では原因別に内服などの内科的治療、リハビリなどの理学療法がおこなわれています。
しかし、不幸にも麻痺が残存する事(陳旧性顔面神経麻痺)も稀ではありません。一方で、陳旧性顔面神経麻痺の治療については、医師の間ですらあまり知られていません。

陳旧性顔面神経麻痺の患者様が、私たち形成外科医のもとを訪れる時の最も多い症状は、「顔面の左右差」です。安静はそれほど目立ちませんが、表情を出した時に明らかな差が出ます。これは社会生活をおくる上で、かなりのストレスとなる事は間違いありません。

私たち形成外科医が行う顔面神経麻痺の外科的な治療は、麻痺を治癒させるのではなく、顔面の左右差を目立ちにくくしたり、合併症(兎眼などの角膜障害など)の回避目的の治療です。麻痺の原因が何であれ、陳旧性になったものいずれに対しても、外科的な治療を行う事ができます。

当院は、顔面神経麻痺の患者さまが、豊かな表情を取り戻し、社会生活を快適に過ごして頂くよう、形成外科医としてだけでなく美容外科医としての厳しい審美眼をもって、外科的治療に取り組んでいます。

顔面神経麻痺の症状

眉毛下垂
まぶたが下がり視野の障害が起きます。また眉の位置の左右差が目立ちます。

下眼瞼外反
目の下の筋肉が緩み、「あっかんベ」の状態になります。目が閉じれなくなり、角膜障害(兎眼)が起こります。

口角下垂
患側の口角の筋肉が緩み、食事がこぼれたりします。また表情を出した時に良く動く部位なので、健側との左右差が著しく出ます。

顔面神経麻痺1

顔面神経麻痺の再建方法

再建方法には大きく分けて静的再建術、動的再建術、補助療法に分かれます。

①静的再建術
筋膜や軟骨など自分の組織を移植し、変形を矯正する手術です。
安静時の左右差を揃える目的で行います。そのため静的再建と呼ばれています。体への負担が比較的少なく、結果もすぐに得られる特徴があますが、ダイナミックな表情は作れません。
ほとんどが健康保険の適用となりますが、一部適用外治療(自由診療)のものがあります。

②動的再建術
自分の神経や筋肉や筋膜の動きを移植して動きの再建を行います。
社会生活を営む上では「笑い」という動きは感情を伝達するうえで世界共通のコミュニケーションツールです。この笑いを再建出来る術式なので動的再建術と言われます。
ただ、実際には本物のような繊細な動きの再建とはいきません。全てが健康保険の適用とされています。

③補助療法
手術では無く、ボツリヌストキシンやヒアルロン酸注射を行う事で、安静時や動作時の左右差を無くす治療です。健康保険は適用されない自由診療になります。

静的再建術について

局所麻酔や静脈麻酔などの日帰り手術となります。多くは保険適用があります。(一部、保険適用に無いものもあります)

静的再建術

①眉毛挙上術
視野狭窄を改善します。また眉の左右差を揃えます。最も良く行われる治療で、整容面での効果も高い術式です。

②眼瞼垂症手術
左右の目の開きを揃え、左右差を改善します。
→もっと詳しく知りたい人は、眼瞼下垂症手術の詳細ページへ

③ゴールドプレート挿入術
兎眼(閉瞼障害)に対して角膜(眼球の表面)の保護目的に上瞼に“おもり”となる金の板を挿入します。角膜障害が予測される場合は早目に行います。(保険適用外の治療(自由診療)になります。)

④眼瞼挙筋延長術
閉瞼障害に対して、まぶたを開ける筋肉の作用を弱める目的に行います。手術で眼瞼下垂症を作り、目が閉じるようにします。

⑤上まぶたのタルミ治療
上まぶたの皮膚のたるみが強い時に余剰な皮膚を切除して視野の狭窄を改善します。

⑥眼瞼外反修正
三白眼や兎眼などの改善や、顔貌の改善目的に行います。耳介軟骨移植術、大腿筋膜移植、内眼角形成、外眼角形成、Kuhnt-Symanowski法などでの治療方法があり、患者様の状態に応じて治療方法の選択を行います。

⑦フェイスリフト
顔面神経麻痺によって、患側の顔の緊張が弛み垂れ下がります。口角から、頬、こめかみなどを含めたトータルフェイスリフトで左右差を改善します。
フェイスリフトは健康保険が適用されない自由診療の治療です。当院では顔面神経麻痺の方がお受けいただき安くするための工夫を行っています。

⑧筋膜移植による牽引(※)
放冷線から頬の緩みに関しては大腿筋膜などを移植して牽引を行うことで改善します。

⑨筋膜移植×2本による牽引(※)
口角の下垂に対して、2本の筋膜の牽引の力を利用する事で健側に近い形態を経営する手術です。

動的再建術について

動的再建は高度な医療機器が必要となります。また全身麻酔が必要となるため、設備の整った関連施設の大学病院 形成外科にご紹介させて頂きます。いずれも保険適応となります。

動的再建術

麻痺からの期間や状況、症状によって様々な選択肢があります。その中から最も良いと思われるものを選択していきます。神経移植に伴うものは、手術後実際に再生してくるまでに半年以上の時間が必要になります。

①神経縫合、神経移植術
外傷などが原因で切断された場合で可能な限り早く行います。欠損がある場合のバイパスのための移植する神経は下腿から採取します。

②顔面神経交差移植
健康な側の神経からケーブルを引くように神経の移植を行います。20cm近い神経を下腿から採取します。長い神経を移植するため結果が出るのに1年以上かかります。また、全ての神経の枝につなげる事が出来ないため効果は限定的です。

③舌下神経-顔面神経移行術
患側の舌下神経遠位端を切離し、麻痺した顔面神経に移行します。

④舌下神経-顔面神経移植
患側の舌下神経から、麻痺した顔面神経に向けて神経移植(バイパス手術)を行います。移植する神経は下腿から採取します。

⑤側頭筋移行術
患側の側頭筋全体を前下方向に移動させ“笑い”の再建を行います。

⑥遊離皮弁移植
広背筋の一部・神経・血管の同時移植を“笑い”の再建を行います。

補助療法について

保険適応外の治療(自由診療)ですが、左右差の改善とともに若返り効果も期待できる優れた方法です。

①ボツリヌストキシン注射
麻痺側は表情筋が麻痺するため、表情筋によって出来ていたシワが無くなります。そのため反対の健康な側の表情ジワが目立つことになります。
その場合、健康な側のシワを改善する目的に、ボツリヌストキシンの注射を行うことで、しわの左右差が改善し、かつ若返り効果も表れます。効果の持続は、個人差はありますが、約6ヶ月程度です。

もっと詳しく知りたい人は、ボトックス・ボツリヌストキシン注射でのしわ治療の詳細ページへ

②ヒアルロン酸注入
麻痺側は表情筋が麻痺するため、表情筋によって出来ていたシワが無くなります。そのため反対の健康な側の表情ジワが目立つことになります。その際、左右差を少しでも改善する目的に、健康な側の皺を浅くする目的で使用します。左右差と共に若返り効果も期待できます。

もっと詳しく知りたい人は、ヒアルロン酸注射でのしわ・くぼみ治療の詳細ページへ

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