当院が眼瞼下垂の保険適応について、慎重に判断している理由のひとつに、皆さまが日々納めている保険料を、正しく・公平に使うためという考えがあります。
保険診療は、患者さま一人ひとりのためだけでなく、社会全体で支え合う医療制度によって成り立っています。本来、医療的な必要性が認められない治療まで保険診療として行ってしまうと、医療費の増大につながり、将来の制度そのものに負担をかけてしまう可能性があります。
当院では、「できるかどうか」ではなく、「保険医療として行うべきかどうか」という視点を大切にしています。
しかし、残念ながらそのような基準を設けず、若い人の一重を眼瞼下垂と判断したりして、二重形成を保険適応で行っている医療機関もあります。
必要な方に、必要な医療を、正しい形で届けること。そして、皆さまの大切な保険料が、これからも安心して使われ続ける制度であるために。
その想いから、医学的根拠に基づいた判断を行っています。